Xジェンダー(エックスジェンダー)は、レズビアンやゲイ、バイセクシャルなどと比べるとまだまだ認知度が低いセクシャルマイノリティです。
Xジェンダーとは、「(身体的性に関係なく)性自認が男性にも女性にもあてはまらない」セクシュアリティを指す、日本でうまれた言葉です。
引用元:JobRainbwMAGAZINE
身体的な性別や戸籍上の性別には関わらず、「自分が男なのか女なのかが分からない」と思っている方がXジェンダーと呼ばれています。
今回は、自らがXジェンダーであることを公表している芸能人・有名人の方をご紹介します。
なかけんさん(Youtuber)
なかけんさんは、性性堂堂という多様な性についてトークする集団に所属するYoutuberさんで、自身がアセクシャルでありXジェンダー(中性)であることを公表されています。
主に自身のyoutubeチャンネル『なかけん』や、『性性堂堂』のチャンネルなどで自身のアセクシャルやXジェンダーを始め、多様なセクシャリティの啓発・発信活動をされています。
またセクシャルマイノリティ別の交流会『なかぷろ』も開催されるなど、積極的に活動されています。
ぺささん(Youtuber)
ぺささんは、Youtubeチャンネル『ぺさ』で活動するYoutuberさんであり、自身がXジェンダーであることを公表されています。
Youtubeでは、主に自身の体験に元づくXジェンダーに関する発信を積極的にされており、同じ様な悩みを持つ方から共感を集めています。
東友美さん(政治家)
東友美さんは、立憲民主党公認の町田市議会議員として活躍する政治家さんであり、自身がXジェンダーであることを公表されています。
また、アセクシャル(他者に性的に惹かれない)であることも公表されています。
自身の経験を元に、政治家としてセクシャルマイノリティに関する問題に積極的に取り組んでおられます。
華京院レイさん(漫画家)
漫画家の華京院レイさんもXジェンダーを公表されている方の一人です。
Xジェンダーには、中世、両性、無性、不定性の4つがあるとされており、華京院レイさんはFTM(身体的には女性だけど性自認が男性)寄りのFTX(身体的には女性だけど性自認がXジェンダー)であるとも公言されています。
自身の著書『女だけど女装キャバ嬢してみた!(るぽコミ)』でもそういった自身の性について赤裸々に語られています。
Xジェンダーの方が生きやすい社会を!
まだまだXジェンダーというセクシャリティの認知や理解はゲイやレズのように進んでいないのが現状。
そんな中で自身がXジェンダーであると公表し、認知や理解を広めるための活動をされている方が今回ご紹介させていただいた芸能人・有名人の方を含め、多くいらっしゃいます。
一刻も早くXジェンダーの方にとって自由で生きやすい社会になって欲しいと願うばかりです。