新社会人の悩みや葛藤を歯に衣着せぬ言葉でストレートに歌った楽曲『うっせぇわ』で一躍話題となった歌手のAdoさん。
裏声やがなり声をはじめ多彩な声色や強弱を使い分ける独特な歌い方で多くの人を魅了する、人気の女性シンガーです。
そんなadoさんを検索してみると「ado 死んだ」というワードが出てきます。
なぜこんなワードが出てくるのか詳しく調べてみました。
「Ado 死んだ」の真相は?
結論から言えば、Adoさんは死んでいません。
2021年3月21日時点で次のようにAdoさんのデビュー曲『うっせぇわ』の1億回再生について次のようにコメントされています。
では、なぜ「Ado 死んだ」のようなワードが出てくるのでしょうか?
実は、Adoさんが死んだのではなく、Adoさんの『うっせぇわ』をカバーした『うごくちゃん』という人気の歌い手Youtuberさんが2020年12月31日に亡くなった事がこのキーワード出現の発端のようです。
うごくちゃんさんは、チャンネル登録者数78万人を超える人気歌い手Youtuberさんであったため、うごくちゃんさんが亡くなったことから、「Ado(さんの『うっせぇわ』をカバーしたYoutuberさんが)死んだ」というキーワードが生まれたのだと推測できます。
その後、Googleサジェストや関連検索キーワードで「Ado 死んだ」というワードが出てくるのを見て、「え?」と思った人達が「Ado 死んだ」と検索したことによってさらに「Ado 死んだ」というキーワードが表示されやすくなったのでしょう。
うごくちゃんさんのこの投稿は3月21日時点で1,300万回再生を突破しており、ご逝去についてAdoさん自身もうごくちゃんさんの『うっせぇわ』の動画のコメント欄に感謝と追悼のコメントを投稿されています。
キーワードに騙されちゃだめ!Adoさん本人は死んでいない。
今回のように、「Ado 死んだ」という本人とは関係のないキーワードが出てきてしまうことはGoogleのシステム上意外とよく起こります。
また、今回は「Adoさん本人」と「Adoさんのカバーをした歌い手さん」がごっちゃになってしまった事が原因で起きた事象です。
特にYoutubeなどで有名アーティストのカバーなどを行う人が多くなってきている昨今では、Adoさん以外にもこういった本人と他人を混同したキーワードが発生することが多くなると今後推測できます。
そういったキーワードに騙されずしっかりと、本人の発信などを元に判断することが大切です。