女優、声優、歌手とマルチに大活躍する森七菜さんは美人ではなくても、なぜか周りから可愛いと思われている女性です。
可愛い女性には愛嬌があるといえるのではないでしょうか。「可愛い女性=愛嬌がある女性」といえるかもしれません。
「天然さ」も、可愛い女性に共通する特徴のようです。しっかり者に見えて意外に抜けていて、それが天然な性格からきていると、とても可愛く感じられます。
そんな天然と愛嬌のある可愛い女の子・森七菜さんの特長を深掘りします。
目次
森七菜さんが可愛いと話題!
ドラマや映画に大活躍の森七菜さん!何といってもその魅力は可愛さにあるのでしょう。「可愛い」「妹にしたい」の声が続出しているそうです。
- 飾らない感じが可愛らしい・町中にいそうな、普通の感じがする・親しみやすそう
というのが世間の人たちの七菜さんに対しての印象です。
では、七菜さんへのTwitterを3つほどご紹介しましょう。
森七菜かわいい にじゅーかわいい
かわいい女の子ってかわいいよねぇ🥺見てるだけで涙でるもん
森七菜ちゃん、お顔とか仕草がどんどん綺麗に大人になっていくんだけど、食べ方だけはずっとわんぱく少年のような食べ方でかわいい
音つけるならパクパク、もぐもぐ、むしゃむしゃって感じ。
森七菜ちゃん…かわいい ノリがよくてよく笑う
このように可愛いと話題になっていますが、少数ですが次のような反対意見もあります。
森七菜可愛くないのに売れるの意味わからーーーん
可愛いポイントの「普通っぽい感じ」が反対意見のポイントにもなっていますが、全体的には七菜さんの魅力の中心点になっています。
人を惹きつける森七菜さんの3つの魅力
NHKの看板番組の朝ドラにも人気の浮き沈みがあります。視聴率20%を超すことが制作者の最大の責務のようです。
最近では2015年後期の『あさが来た』から20%台は続いていましたが、2019年後期の『スカーレット』が19.4%に落ち、朝ドラもこれまでかと騒がれました。
しかし、2020年後期『エール』がスタートし森七菜さんの登場と共に20.1%に回復しましたが、その後の『おちょやん』は再び19%台に。
『エール』ではヒロイン「二階堂ふみ」さんの人気もさすがでしたが、脇役の「森七菜さん」を全国的な人気者に押し上げたその魅力を分析します。
透明感のある正統派女優っぽさ
透明感とは広辞苑を引くと、(1)物体の透き通った感じ (2)にごりがなく明るい感じ、とあります。
では、人の場合の透明感とはなんでしょう?男性にはあまり使われませんね。女性に対しての表現のようです。
透明感のある女性の特徴として、第一に「肌が綺麗なこと」が挙げられます(透明感=肌)。肌がとにかく綺麗で、キメが細かく、色が白かったりします。
さらに「繊細さを感じさせる容姿」と「清潔感」も必要で、3つが合わさって透明感のある女性になります。森七菜さんはこの3要素を持った女優といえます。
正統派女優で思い浮かべるのは、永遠の処女『原節子』さん、大監督の大作に出演し続けた『高峰秀子』さん、今も活躍し続けるヒロイン『吉永小百合』さんなどでしょう。
現在の正統派女優のビッグ3は『深田恭子』さん、『石原さとみ』さん、『綾瀬はるか』さんだといわれていますが、森七菜さんは正統派と透明性を兼ね備えた新しいタイプの
「ナチュラル系」の正統派女優になる可能性を秘めていると期待されています!
ちょっと垢抜けない田舎臭さや純朴さ
純朴とは、飾り気がなく素直なこと。人情が厚くて素朴なこと。また、そのさまのことです(引用元:デジタル大辞泉)。
森七菜さんの魅力は大阪弁と大分弁と標準語を無意識に操り、都会性を持ちながらすこしあか抜けない田舎臭さ(地方人の香り)とかわいい顔にマッチした体形から出るフンワリ感でしょう。
森七菜さんの特性でまず挙げられるのは、その「女子性」です。「女性性」ではなく「女子」、ひいては「少女性」、そして「少年性」まで含有する中性的で幼い感じ。
意地悪や悪意も通じなければ、卑屈も卑下も通じない感じがしてしまうのです。
また「優しい鈍感力」や「健全フィルター」があるように見えます。
それはおそらく幼少時からほとんど変わっていないような顔と、さらに「笑うと目尻が下がって、ほとんどなくなってしまう目」が特徴的で、屈託のない笑顔があるからでしょう。
間もなく成人するというのに、その笑顔が汚れなく保たれているのは奇跡的です。
周りにいる人の様々な思惑を無効化し、背中を押してあげて、エネルギーをまき散らしては周りにも注入してしまうのが森七菜さんの”純朴さ”といえます。
演技力の高さ
森七菜さんの演技についてネットの意見を調べましたが、意外なことに「演技下手」という評価は少ないのです。若手俳優に多い「棒演技」「なにを演じても同じ」などのコメントも見られません。
上手いと下手の評価が交差する歌唱力とはずいぶん違うようです。
ネットの評価以外でも演技を分析しましょう。
参考資料として2020年10月14日『ORICON NEWS』の記事「『本当に魅力的な森七菜がそこにいる』中村倫也、仲野太賀が絶賛する芝居力」において、『この恋あたためますか』の共演者・仲野太賀さんの発言です。
見ていただければわかりますが、森七菜がすてきです。森さんは独特の情報量の多い芝居をするんですが、伝わり方がすごいです。うまく言葉にできないですが、引っ張ってもらっています
「本当に魅力的な森七菜がそこにいる」中村倫也、仲野太賀が絶賛する芝居力 | ORICON NEWS
――「情報量の多い芝居」。
森七菜さんの演技は台詞の抑揚や、手足の動き、表情、目線が、とにかく細かく動き続けるのです。
七菜さんはいろいろな作品で「自然な演技」を評価されています。演技経験がそれほど長くない女優ですから、これは凄いことです!
本人はとても努力していることでしょうが、役柄としては“演技”を感じさせない印象の強さが、「七菜流」の特徴でもあるようです。
ただ唯一まとまって寄せられていたネガティブな意見は、ちょっと演技からは外れますが、「歌が下手」というものでした!!
森七菜さんは映画監督などプロも認める可愛いさを持つ逸材!
2021年1月に公開された岩井俊二監督の映画『ラストレター』でも森七菜さんはオーディションで主要キャストに抜擢されました。
抜擢した岩井俊二監督は七菜さんの魅力を次のように語っています。
参考資料となる映像を見た時点で決まりというか、即“この子がいい!という感じでしたね。森七菜ちゃんはいろんなものを持たされているなというのが第一印象でした。歴代のいろんな女優さんの顔がオーバーラップしてくるような、そういう意味で恵まれている子だなと思います
『キネマ旬報』20年2月1日号
一流監督のお墨付き、これ以上の女優としての折り紙はありません!
監督まで虜にする「森七菜さん」の前途は洋々ですね!!
「ただ人の心は移ろいやすい」ということを肝に銘じておくべきです?!