2020年10月23日にリリースしたデビュー曲『うっせぇわ』で10〜20代の若者を中心に人気急上昇中の歌い手Adoさん。
『Ado』という特徴的な名前で活動されていますが、次のように、『Ado』という名前についての疑問が多くあがっていたので、今回は、それらをまとめてみました!
- 読み方は「アド」なの?「アドゥ」なの?
- どういう意味なの?
- 抑揚はどうなの?
Adoの読み方はアド?アドゥ?
『Ado』の読み方は『アド』です。
Adoさんの公式Twitterのプロフィール画面にも『アドです』と記載されています。
またよく「d」と「b」を間違えられて「アボ」と呼ばれることもあるようです。
読み方の抑揚は?
『Ado』の読み方のイントネーションは、朝の人気情報番組『スッキリ』にてインタビューに答えられていたAdoさん本人の挨拶を見る限り、ア(→)ド(↘︎)さんのようです。
Adoの呼ばれ方は?
『アドさん』『アドちゃん』とSNS上では呼ばれているようです。
ご本人も「お好きなように読んでください!」とTwitter上で言われています。
Adoの意味は?由来は?
なぜ『Ado』なのか?意味が気になるという人も多いのではないでしょうか?
Adoという言葉を辞書で調べてみると次のような意味が出てきました。
主な意味:騒ぎ、骨折り、めんどう
引用元:weblio英和辞典・和英辞典
Adoさんは元々ニコニコ生放送で「歌ってみた」を投稿していた歌い手さんです。
昔からYoutubeや、ニコニコ動画などの動画投稿サイトは、よく見ていたんですが、小学5〜6年の頃にボーカロイドの曲をカバーしている人たち「歌い手さん」というものに出会って、顔出しをしていないのに、いろんな人に自分の歌を届けていて、「すごく面白いな、私もやってみたいな」と興味を持ち始めて、そこから本格的に歌うようになりました。
引用元:スッキリのAdoさんインタビューより
Adoさんは14歳の時に初めてニコニコ動画にクワガタPさんの『君の体温』を歌ってみた動画を投稿。
その時の名前がなんと『Adovance』。
そのほかにも『Adovantage』『Adorment』『Adoballoon』『Adoventure』『Adovice』『Adoption』『Adovisory』『Adokin』『Adoviser』『Adorty』などをの名前を利用されていました。
すべて共通して『Ado』という単語が含まれています。
このことからAdoさんは『Ado』という単語に想い入れがあると考えられますが、実はこの『Ado(アド)』は狂言の言葉の『迎合(あど)』からきているようです。
Adoという名前を採用したのは、小学校の国語の授業で、狂言の世界に存在するシテとアドという単語に出会ったことがきっかけ。活動開始から1年経過するまでアドがシテ(主役)を支える脇役であることの意味こそ知らなかったものの、単純にその単語の持つ響きのかっこよさに惹かれたことから、Adoとして、2017年1月10日、ニコニコ動画にクワガタPの「君の体温」の歌ってみた動画を投稿、活動を開始した。
引用元:Ado公式HPより
狂言における『迎合(あど)』の意味を辞書で調べてみると次のような意味が出てきました。
狂言で、主役(シテ)に対する相手役
引用元:weblio辞書
Adoさん自身も公式HPで「今は私の曲を聴いてくださる方々の代わりに戦える存在に。誰かの人生の脇役になれたらと思っています」と語られており、最初は言葉の響きだけで採用した『Ado』が今では、意味的にも、自分が活動する意味をこめた言葉としてしっくりきているようです。
聴いてくれる方の人生の脇役に!Adoさんの今後に期待!
『うっせぇわ』はすでに1億回再生を突破し、その人気はまさに社会現象となりつつあります。
Adoさん自身はまだライブもやったことがないとの事ですし、まだまだテレビ出演などをされ始めたばかりの状態。
「聴いてくれる方の人生の脇役に!」
今後のAdoさんの活動に注目ですね!