初音ミクの声優・藤田咲とは?声の収録方法が斬新!?印税は5万円だけ?

初音ミクの声優・藤田咲とは?声の収録方法が斬新!?印税は5万円だけ?

世界中で爆発的大ヒット中のボカロのキャラクター「初音ミク」

その初音ミクですが、独特の声をしていますよね〜。
まさに「萌え〜」という表現がぴったりの初音ミクの声ですが・・・

一体どんな人の声なんだろう?
なんて気になりませんか?

この初音ミクは声優の藤田咲さんという方が担当しているのですが、この藤田咲さんってどんな人?って知りたいですよね。

今回は、そんな初音ミクの声を担当している声優の藤田咲さんについて詳しくお伝えしたいと思います。

初音ミクの声優の藤田咲のプロフィール

プロフィール

名前:藤田 咲(ふじた さき):本名・旧芸名:藤田 咲子(ふじた さきこ)
生年月日: 1984年10月19日
星座:天秤座
出身:東京都
学歴:川村学園女子大学文学部史学科卒業
芸歴:東京芸能芸術研究所・日本ナレーション演技研究所
趣味:犬と遊ぶこと・らくがき
特技:書道

小さい頃から漫画が好きだったと語る藤田咲さん。

声優を志すきっかけとなったアニメは「デジモン」だったみたいです。
そして、大学に進みながらも養成所に通いは始め、「アニメTV」のレポーターを声優としての下積みを始めます。

その後、アニメ・ゲームの声優・ 映画やテレビドラマの吹き替え・CM・ナレーターなどなど….
声優としても幅広く活躍されています。

子供の頃からマンガがすごく好きで、声優という職業があるのは知っていたんですが、それは、お花屋さんになりたい、とか、アイスクリーム屋さんになりたい、という、なりたい職業の一つにすぎなかったんです。中学生のときに映画館で「デジモンアドベンチャー僕らのウォーゲーム!」を見て、感銘を受けたのがきっかけですね。もともとは「ワンピース」が目当てで映画館に行ったのですが、たまたま併映されていた「デジモン」を観て、こういう作品に出る声優さんは素晴らしいな、と。「是非!」なりたいと思うようになりました。

主な出演作とキャラクター

『ときめきメモリアル Only Love』弥生水奈

『がくえんゆーとぴあ まなびストレート!』小鳥桃葉

【WORKING!!】 伊波まひる

これらが有名なアニメの役柄ですが、その他にもこれまでの声優のキャリアで書ききれないほどの役柄を演じています。

以下は過去の出演作品の一部です。↓

TVアニメ
キラキラ☆プリキュアアラモード(琴爪ゆかり / キュアマカロン)
王様ゲーム The Animation(倉本綾)
武装少女マキャヴェリズム(キョーボー)
NEW GAME!(山田)
セイレン(高藤由貴恵)
艦隊これくしょん -艦これ-(赤城)
ゆるゆり さん☆ハイ!(杉浦綾乃)
進撃の巨人(ユミル)
桜Trick(園田美月)
夜桜四重奏シリーズ(七海アオ)
未確認で進行形(末続このは)
超速変形ジャイロゼッター(ハルカ)
バトルスピリッツ覇王(巽キマリ)
ゆるゆり(杉浦綾乃)
伝説の勇者の伝説(ミルク・カラード)
閃光のナイトレイド(風蘭)
Angel Beats!(ひとみ)
おおかみかくし(久澄マナ)
そらのおとしもの(トモ子)
鋼殻のレギオス(ミュンファ・ルファ)
仮面のメイドガイ(リズ(エリザベス・K・ストロベリーフィールド))
素敵探偵ラビリンス
おおきく振りかぶって
ときめきメモリアルOnly Love(弥生水奈)
新幹線変形ロボ シンカリオン(発音ミク)
坂本ですが?(田中さん)
乱歩奇譚 Game of Laplace(ミナミ)
放課後のプレアデス(ななこ)
魔法戦争(熊谷蛍)
蒼き鋼のアルペジオ-アルス・ノヴァ-(ヒュウガ)
バトルスピリッツ最強銀河アルティメットゼロ(マジカルスター咲)
君のいる町(枝葉懍)
波打ち際のむろみさん(乙姫)
GON(クマリン)
WORKING!!シリーズ(伊波まひる)
デュラララ!!(聖辺ルリ)
ロビンくんと100人のお友達(ベル)
真マジンガー 衝撃!Z編(ローレライ・ハインリッヒ)
地獄少女 三鼎(こずえ)
俗・さよなら絶望先生
まなびストレート!(小鳥桃葉)
結界師(操)
BLEACH(大前田希代)
つよきす(蟹沢きぬ)
はっぴいセブン~ざ・テレビまんが~(佐々木トモミ)
吉永さん家のガーゴイル(片桐桃)

【動画】初音ミクの声優の藤田咲はこんな人?

こちらが、藤田咲さんのルックスや普段の喋り口調が分かります。

やっぱり普段の声も声優さんらしいかなり高い綺麗な声をしていますね(笑)
ところどころで初音ミクの声もするような気もしますw

ただ、この人が初音ミクの声優さんですよ〜。
と言われるまで意外とわからないかもしれませんね!

声優の藤田咲は初音ミクの声をどのように収録したのか?

歌詞は「意味ないカタカナ羅列」

初音ミクさんの音声収録は普通の声優と違い、ユーザーが自作の歌を歌わせることができるパソコン用ソフトのため、「意味ないカタカナ羅列」をひたすら収録していたと語ります。

ぶつ切りのカタカナ文字列を収録するので、本人もあまり収録している感覚はなかったでしょうね(笑)
ただ、そんなカタカナ文字列があんな素晴らしい音楽になるわけですから、藤田咲さんの提供する音声は地味ですが、本人にしかできないお仕事ですね!

藤田 収録は07年7月だったんですが、「歌を録ります」と聞いていました。でも、「歌詞は現場です」って言われました(笑い)。

――つまり、藤田さんの歌声は収録するけれど、それを組み立てて歌詞にするのはメーカーのクリプトンで、発売した後はユーザーが歌詞を作っていく、ということですね。

藤田 東京にあるスタジオに行きまして、歌詞だといただいたのは「意味のないカタカナの羅列」でした。ちゃんとメロディーもあって「流れてくる音に合わせて歌ってください」と収録が始まったんです。

収録期間は2日ほどで終了

そして、その収録も2日ほどで収録が終わったそうです。

カタカナの文字列をひたすら収録していくので、何千通りもあって途方も無い時間がかかりそうなイメージでしたが、案外2日ほどの3時間づつで終わるお仕事だったそうです。

――収録期間はどれくらいだったのですか?

藤田 2日間あって、3時間ずつだから6時間くらいですね。アニメでも、ゲームでもない新しい分野ですから、完成が楽しみでした。ソフトの完成間際にデモソングを聞かせてもらったときには、それはもう素晴らしい出来で、非常に驚きましたね。あぁ、ここまで科学は進歩したんだなと、素直にそう思えました。そして「初音」さんのキャラクター完成版を見せていただいたときには、「かわいい!!」と叫んでしまいました。

声優の藤田咲は初音ミクの印税が5万円しか入らない?

さて、そんな初音ミクの声優をしている藤田咲さんですが、気になるのはその声優でどれだけお金が入ってくるのか?

ということですよね。

しかし、この初音ミクの声優のお仕事によって藤田咲さんが得た収入は単発の5万円。
そんな噂が流れています。

ここからは真実かどうかは不明なので話半分で聞いて欲しいのですが・・・

当時仕事を受けた際に藤田咲さんには2通りの選択肢が提示されたそう。

ひとつはロイヤリティーと呼ばれるもので、売り上げに応じて支払われるもの。
いわゆる「印税」と呼ばれるものですね。

著名なアーティストのほとんどはこのロイヤリティーを選択し、印税として受け取っており、ハイリスクハイリターンな選択肢とも言えますね。

そしてもう一つは単発の収入の5万円です。

仕事を受けた報酬として5万円即決で支払うというもの。
ロイヤリティーはもらえない可能性もあるが、もし人気が出たら印税生活でウハウハ……。

そんな2通りの選択肢は藤田咲に提示されたわけですが、藤田咲さんは後者の単発の5万円を選んでしまっていたという噂です。

これによって、藤田咲さんは、印税で多額のお金を手に入れられるチャンスを逃してしまったわけです。

もちろん、ロイヤリティーは貰えなくても初音ミクが人気出たことにより、イベントでの仕事や初音ミク関連の声の仕事も増えたわけですが・・・

あまりにも逃した魚は大きかったみたいです。

声優・藤田咲の初音ミクに対する思い入れがすごい!

初音ミクは妹のような存在?

藤田咲さんにとって初音ミクとは?
そんな質問に対して、「双子の妹みたいな存在」そう答えています。

3ヶ月とか半年という長い期間で、一緒に成長していくアニメなどの声優業とは違い、初音ミクは自分の声、つまり魂を入れた時点で、藤田咲さんのお仕事は終了です。

だからこそ、アニメのキャラクターは自分自身、つまり一心同体。という感じではなく、もう一人の自分の分身がいる。

藤田咲さんにとって初音ミクとはそういう存在なのでしょう。

藤田 「双子の妹」みたいな存在でしょうか。これには説明が必要ですよね。アニメだと自分が経験したものを切り取って表現している部分が非常に多く、3ヶ月とか半年という期間で、一緒に成長しているといった感じです。「初音」さんの場合は…何て言ったらいいのか試行錯誤したんですが、自分の分身だけど私は「初音」さんに魂を入れた段階でお別れをして、そのあとのストーリーはユーザーさん、一人一人の力で作って下さった、と捉えているんです。100人ユーザーさんがいたら100通りの「初音ミク」のキャラクターが存在している。だから、大きなムーブメントは全てユーザーさんのおかげなんですよね。

初音ミクのモノマネも披露

また、色んな機会で藤田咲さんは初音ミクの声の人という情報が伝わっているみたいでモノマネ?というか声のリクエストを度々され、披露しています。

そして、その激似のモノマネで周囲を感動させているようですね(笑)

本人にとっても初音ミクというのは、ただ単に声を提供したお仕事の一つではなく、今後生きている限り、ずっと「初音ミクの声の人」そんな風に見られることでしょうし、本人自身も特別なものがあるのでしょうね。

これからもっと世界中に初音ミクの人気も広がっていくでしょうし、それと同時に藤田咲さんの人気も上がっていってもらいたいですね!