堀口恭司選手は「現RIZINバンダム級王者・Bellatorバンダム級王者・元修斗世界フェザー級王者」であり、世界最高峰の総合格闘技団体「UFC」でも活躍した格闘家です。
現在はアメリカにあるATT(アメリカン・トップ・チーム)を拠点に活動しています。
世界最高峰の総合格闘技団体「UFC」でも活躍した堀口恭司選手の学生時代はどんな人だったのでしょうか。
総合格闘家をはじめたきっかけや2人の師匠との出会い、エピソードを紹介していきます。
目次
堀口恭司さんの出身大学は?
堀口恭司選手は大学へは進学していません。
5歳から高校生まで空手を続けていた堀口恭司選手は、高校時代の活躍が認められて複数の大学から推薦入学の話がありましたが、高校の監督、両親の反対を振り切って推薦入学をすべて断り、高校卒業と同時に憧れである山本KID徳郁さんが主宰しているジムである、「KRAZY BEE」に入門しています。
堀口 大学から話は来てたんですよ、空手をやっていたんで。親や空手の先生も「大学に行ってから空手をやれ」って言ってたんです。
――親からすれば「大学に行って4年間過ごせばちゃんと就職するだろ」くらいは思ってそうですね。
堀口 でも、自分は大学4年間行ってからMMAを始めるのは遅いと思ったんすよ。だって大学卒業したら22歳じゃないですか。
ニコニコチャンネル「『Dropkick』チャンネル
高校を卒業後KRAZY BEEに入門
堀口恭司選手が高校生の時に格闘技団体「K-1」、「PRIDE」に出場していた、当時「神の子」と呼ばれていた山本KID徳郁さんをテレビでみて、身長の小さな選手が自分より大きな選手を倒している姿に憧れて総合格闘家になることを決心します。
そして高校卒業後、「KRAZY BEE」に入門し、山本KID徳郁さんの内弟子になっています。
このとき堀口恭司選手が「内弟子にしてください」と言うと山本KID徳郁さんは「いいよー」と即答だったそうです。
山本KID徳郁さんは入門してきた堀口恭司選手の印象を「体がパンパンで太っていた」と語っています。
また「KRAZYBEE」に入門して成長していく堀口恭司選手をみて、「打撃のセンスがある」「堀口恭二選手は同じ階級の選手達の中で一番練習している」とも語っています。
堀口恭司選手も山本KID徳郁さんに対し「口数は少ないけど背中で語る人で漢という感じ」、「こういう人になりたい」と語っていて、試合前には山本KID徳郁さんの現役時代の試合を見て打撃のイメージをしていたそうです。
堀口恭司選手の最大の魅力である打撃スタイルと観客を盛り上げるKO勝利は、現役時代の山本KID徳郁さんに似ています。
堀口恭司選手が、山本KID徳郁さんに憧れて「KRAZY BEE」に入門していなかったら、ここまで打撃が開花していなかったのかもしれません。
堀口恭司さんの出身高校は?
堀口恭司選手の出身高校はスポーツの名門校としても知られている「作新学院高校」です。
お父さんから「空手で高校に行けるんだったら、行ってこい」と言われ進学を決めたそうです。
スポーツ推薦で入学し2006年4月から2009年3月まで在籍しています。
作新学院高校の空手部は全寮制で、3年間遊ぶ暇なく空手漬けの日々を送っていたようです。
空手部で鍛えられた堀口恭司選手は栃木県の大会で優勝しインターハイ出場を果たしています。
当時の堀口恭司選手は試合に勝てばいいと考えていたそうで、試合中の監督からの指示を無視して試合に勝っても監督から怒られていたそうです。
堀口恭司選手は練習の厳しかった高校時代を振り返り、「絶対に高校時代には戻りたくない」と語っています。
堀口恭司さんの出身中学校は?
堀口恭司選手の出身中学校は「高崎市立吉井中央中学校」で2003年4月から2006年3月まで在籍しています。
中学校時代には空手を続けながら意外にもサッカー部に所属していました。
また中学校進学と同時に栃木県にある一期倶楽部に入門しています。
堀口恭司選手が格闘家としても、人としても成長するきっかけとなったのは一期俱楽部で指導されていた二瓶弘宇さんとの出会いです。
家族ぐるみの付き合いもあり、15年間指導を受けていました。
堀口恭司選手が山本KID徳郁さんにATT(アメリカン・トップ・チーム)に移籍を考えていると話したときに空手の指導者として二瓶弘宇さんの息子さんが一緒に付いてきてくれると話していたことから堀口恭司選手が二瓶弘宇さん家族を信頼していることがわかります。
群馬県に住んでいた堀口恭司選手は栃木県にある一期俱楽部に片道約2時間かけて通っていたそうです。
ほぼ毎日、往復約4時間の道のりを我慢してでも一期俱楽部で空手に打ち込んだことで
大きく成長できたのかもしれません。
今でもアメリカから日本に帰国した時には、一期俱楽部の練習に参加しているようです。
堀口恭司さんの出身小学校は?
堀口恭司選手の小学校は公表されておらず、不明でした。
空手では群馬県で優勝しています。
この時からすでに格闘家としての才能の片鱗をみせています。
堀口恭司さんは5歳から格闘技尽くしの学生時代!
堀口恭司選手は父親の影響で5歳で空手をはじめて、そこから格闘技尽くしの学生時代を過ごしています。
中学時代は片道約2時間かけて一期俱楽部で練習し、高校時代は作新学院高校に進学し全寮生で3年間遊ぶ暇なく空手漬けの日々を送っていました。
山本KID徳郁さんは堀口恭司選手のことを「センスだけでなく、学生時代から誰よりも練習する人」だと語っています。
堀口恭司選手の格闘家として、人として成長させてくれたのは山本KID徳郁さんと二瓶弘宇さんの2人の存在があったからだということがわかりました。
今後の堀口恭司選手の活躍に注目です。