大坂なおみの国籍は日本?父親、母親、兄弟など家族の国籍などについても徹底調査!

大坂なおみの国籍は日本?父親、母親、兄弟など家族の国籍などについても徹底調査!

世界的プロテニスプレーヤーとして活躍する大坂なおみさん。

大坂なおみさんの父親はハイチ系アメリカ人でアメリカ国籍ですが、母親は北海道根室出身で日本国籍です。

両親がそれぞれ別の国の国籍を持っているため、大坂なおみさんは2019年までアメリカと日本の二重国籍でした。

実は日本の法律では22歳の誕生日を迎えるまでにどちらか一方の国籍を選択する必要があります。

大坂なおみさんの国籍はアメリカと日本、どちらの国を選択したのでしょうか。

今回は大坂なおみさんが選択した国籍や父親、母親、兄弟などの国籍をご紹介します。

大坂なおみさんの国籍は日本?

大坂なおみさんの国籍は日本です。

大坂なおみさんは、ハイチ系アメリカ人の父と日本人の母との間に生まれたハーフです。

写真の左の男性が父親のレオナルドさん、。写真の右の女性が母親の大阪環(おおさか たまき)さんです。

大坂なおみさんの生まれは大阪府大阪市で、幼い頃は大阪市中央区の空堀商店街の近くに住んでいましたが、3歳の時にアメリカのニューヨークに家族で移住しました。

小学時代をニューヨークで過ごし、中学時代から2021年現在までフロリダを拠点に活動しています。

大坂なおみさんは2019年まで日本とアメリカの二重国籍でした。

日本では、生まれた時に両親のどちらかが日本国民だと、生まれてきた子供は自動的に日本国籍を取得します。

アメリカでは、両親のどちらかがアメリカ人で子供の出生前に親がアメリカに5年以上居住したことがあれば、子供はアメリカ国籍を取得することができます。

日米の法律により、大坂なおみさんは日本とアメリカの二重国籍を持ちました。

日本では多重国籍を認めていないので、22歳の誕生日までに国籍を選ばなくてはいけません。

22歳の誕生日を迎える2019に大坂なおみさんは日本国籍を選びました。

なぜ大坂なおみさんは日本国籍を選択した?その理由とは?

大坂なおみさんが日本国籍を選んだ理由には、日本への恩がありました。

大坂なおみさんは2019年まで、日本とアメリカの二重国籍でしたが、アメリカのテニス協会ではなく、日本テニス協会に所属しています。

18歳の頃に、オリンピックで日本代表に選ばれたいとインタビューで答えています。

日本代表としてプレイするのかと毎回聞かれるけど、自分としては当たり前過ぎて、なんで? という気持ち。2020年の東京五輪では、日本代表として戦いたい

引用元:Number Web

大坂なおみさんが、まだ目立った成績も残していない無名選手だった頃から、日本スポーツ用品メーカーのヨネックスや日本テニス協会は大坂なおみさんのことをバックアップしてきました。

ヨネックスは2008年、大坂なおみさんが10歳の頃からスポンサー契約を結んでいます。

2016年に大坂なおみさんが全豪オープンの3回戦に出場すると、アメリカのテニス協会は大坂なおみさんに、アメリカ代表になるようにと猛烈なアプローチをしました。

アメリカはサポート資金として、莫大な金額を提示しましたが、無名のころから支援を続けてくれた日本に大坂なおみさんと両親は恩義を感じて、日本代表を選んだとのことです。

大坂なおみさんは、J-POPやアニメが大好きで、大会中コートに入る時に聴く曲はアニメ「BLEACH」のテーマ曲UVERworldのD-tecnoLifeがお気に入りとのことです。

和食も大好きで、大好物はエビフライであることを明かしています。アメリカ大手メディアでは、大坂なおみさんの日本国籍への決断を支持する声が続出していると報道しました。

特に黒人の方々は、今のアメリカで国籍を取得するよりも、日本人として生きるほうが大坂なおみさんにとってプラスになると考えているようです。

大坂なおみさんは米国籍を放棄してない?

大坂なおみさんは2021年の東京オリンピックで日本代表として戦うためにアメリカ国籍を放棄しました。

外国籍を自分の意思で取得すると、自動的に日本国籍を失ってしまいますが日本国籍を選択しても、自動的にアメリカ国籍を失うことはありません。

二重国籍の人が日本国籍を選択しても、他国の国籍を自動的に失うことはないのですが、日本以外の国籍を捨てるよう努力を求められます。

二重国籍で日本に住み続けても、強制的に日本国籍を剥奪されたり、罰せられた事例は今までに一度もありません。

二重国籍の日本人が、日本の国籍法を知らずに、自分の意思で外国籍を取得してしまい、問題になったケースはあります。

アメリカでは、国外の収入に対しても課税する法律があるので、日本国籍を取得した人のほとんどがアメリカ国籍を離脱します。

大坂なおみさんもアメリカの市民権を放棄しています。

大坂なおみは2020年のオリンピックに日本代表として出場するために、アメリカの市民権を放棄する手続きを取った、と日本のメディアが伝えている。両国とも二重国籍を認めていないため、日本国籍かアメリカ国籍のどちらかを選択する期限の日が近づいていたのだ

引用元:THE TENNIS DAILY

大坂なおみさんの父親・母親の国籍は?

大坂なおみさんの父親はアメリカ国籍ですが、母親は日本国籍です。

大阪なおみさんの父親
  • 名前:レオナルド・フランソワ
  • 出身:ハイチ共和国
  • 国籍:アメリカ
  • 生年月日:1969年前後
大阪なおみさんの母親
  • 名前:大坂 環(おおさか たまき)
  • 出身:北海道根室市
  • 国籍:日本
  • 生年月日:1971年

大坂なおみさんの両親は札幌で出会い、大阪に移り住みました。

そして大坂なおみさんが誕生しました。

大坂なおみさんは、父親のレオナルドさんの進めでテニスを始めたのですが、レオナルドさんは趣味程度にしかテニスをやった経験がなかったため、テニスの教本やレッスンビデオなどを集めて、自身が勉強をしながら娘に教えていたそうです。

母親の大坂環(おおさか たまき)さんもテニスの経験がなく、独学で栄養の勉強をして、食事面で大坂なおみさんのことをサポートしていました。

大坂なおみさんの食事は99%が日本食とのことです。

以前、大坂なおみさんは7㎏の減量に成功したのですが、母親の食事が大きく貢献しているようです。

大坂なおみさんの両親が離婚しているという噂を聞きますが、たびたびSNSに仲が良さそうな写真が投稿されているのを見ると、離婚は考えにくいです。

大坂なおみさんの母親は日本国籍なので、ビザの関係で離れている期間があるので離婚したという噂が流れたのだと考えられます。

大坂なおみさんの兄弟・姉妹の国籍は?

大坂なおみさんには、1歳年上にお姉さんがいます。

大阪なおみさんの姉
  • 名前:大坂まり
  • 出身:大阪府大阪市
  • 国籍:日本
  • 生年月日:1996年4月3日

姉のまりさんも大坂なおみさんと同様に日本が得意ではないようです。

大坂なおみさんと姉の大坂まりさんは幼い頃から姉妹で一緒にテニスをやってきました。

2017年の東レ パン・パシフィック・オープンで大坂なおみさんと大坂まりさんは姉妹でダブルスに出場しています。

結果は、残念ながら一回戦で敗退しています。

2021年3月9日に大坂まりさんは自身のInstagramでテニスの引退を発表しました。

『テニスを引退します。とても楽しいとは言えない旅でしたが、このスポーツから得た全ての思い出とサポートに感謝しています。今後の楽しい新プロジェクトご期待ください。』と英語でコメントしました。

大坂まりさんの自己最高ランキングはシングルスで280位、ダブルスで907位です。

大坂まりさんは現在デザイナーとして活動しています。

大坂なおみさんの祖父・祖母の国籍は?

大坂なおみさんの母方の祖父、大阪鉄男さんは北方領土の歯舞(はぼまい)群島の勇留島(ゆりとう)出身です。

歯舞群島は、現在もロシア連邦が占拠し実効支配していますが、日本も領有権を主張している島です。

大坂鉄男さんは1945年頃の生まれです。

大坂なおみさんの祖父、大坂鉄男さんは現在、北海道の根室市で根室漁業組合の組合長を務めています。

2017年に大坂鉄男さんは水産業関係の功労者に送られる北海道産業貢献賞を受賞されています。

大坂鉄男さんは娘の環さんとレオナルドさんの結婚に反対していました。

大坂なおみさんの両親、環さんとレオナルドさんは駆け落ちとう手段をとり、大阪に移り住んだ後、10年以上実家との関わりを持たなかったそうです。時を経て、わだかまりが解消していったようで、今では孫の大坂なおみさんの試合にも足を運び応援しています。

大坂なおみさんの父方の祖父母の情報は見つけられませんでした。

大坂なおみさんの国籍が話題になったことで浮き彫りになった国籍に関する課題!

ますますグローバル化が進む現代ですが、大坂なおみさんや蓮舫さんの二重国籍で国籍に関する問題が浮き彫りとなりました。

1番問題とされているのが、「日本以外の国籍を自分の意思で取得すると、自動的に日本国籍を失ってしまう」というところです。

この国籍法は明治時代に作られてから、一度も更新されていません。

明治の頃は、日本外に出る人が少なく、海外で一生暮らしていく意志をもって出る人がほとんどでした。

現代はグローバル化が進んでいて、仕事のために外国籍を取得したと考える人が増えています。

二重国籍を認めた場合、両国での税金の問題など、国によっての法律の違いで新たな問題が出てくるため、明治時代に作られた国籍法を、今一度見直す必要があると言えます。