2018年6月に突如として現れ、わずか2〜3年足らずで登録者数53.9万人(※2021年2月時点)の人気チャンネルとなった、心霊youtubeチャンネルの『ゾゾゾ』。
心霊TV番組顔負けの構成や編集クオリティ、個性豊かなMC陣、ガチの心霊ロケや怖さなどから、他の心霊youtubeチャンネルとは一線を画す存在となっています。
今回はそんな『ゾゾゾ』の魅力や、ゾゾゾにまつわる噂などについて徹底検証していきます!
目次
人気心霊Youtubeチャンネルゾゾゾとは?
ゾゾゾは、食べログの心霊スポット版のような、全国の心霊スポットのポータルサイトを作るという目的で始まった心霊youtubeチャンネルです。
心霊スポットのポータルサイトができるまでの過程を番組として公開しているというのが基本スタンスです。
ゾゾゾとは、心霊スポットや恐怖ゾーンといった日本全国のゾゾゾスポットをレポートして、ホラーポータルサイトを作るという壮大な目標を掲げたホラーエンタテイメント番組です。
引用元:youtube『ゾゾゾ』概要欄
2018年6月2日にスタートしたゾゾゾ。
第一回目は都内の有名な心霊スポット『石神井公園』。
ゾゾゾのディレクターの皆口さんが『会社で一番暇そうだった』という理由で先輩の落合さんに「心霊ポータルサイトを作りたいのでMCをお願いできないか?」と、MCをお願いするという場面から始まりました。
公開された当初はあまり注目されておらず、2018年10月26日に配信された10回目の配信ではチャンネル登録者数は150人程。
しかし、着実に心霊やオカルト好きの心を捉え、SNSなどで「ゾゾゾが面白い!」と話題になっていきます。
ゾゾゾは、ファーストシーズン(全24回)、セカンドシーズン(全24回)と海外ドラマのような感じで動画が随時公開されていくのが特徴で、2021年2月現在では、動画総数は46本、チャンネル登録者数が53.9万人という人気心霊youtubeチャンネルとなっています。
なぜ、ゾゾゾは数多くの心霊youtubeチャンネルの中でも短期間で、動画本数も少なく、これほど人気になれたのか?
その理由としては、以下の点が考えられます。
- 生々しい怖さ:youtube動画ならではの生々しい怖さや臨場感がある
- 見やすさ:心霊TV番組のような番組構成・編集クオリティでとにかく見やすい
- 個性豊かなMC陣:落合さん、長尾くん、内田さん、山本さんなどディレクターの皆口さんを含め、それぞれのキャラクターが面白くて魅力的!
- ただ怖いだけではない:明るいMC陣のちょっと笑えるやりとりや、ドッキリやイジりなどちょっとした面白演出もあり、かつそれが怖さを邪魔しない!怖さと面白さのバランスが絶妙!
ゾゾゾの生々しい怖さは魅力の1つですが、ただ怖いだけではない、怖さと面白さの絶妙なバランスがゾゾゾが他の心霊youtubeチャンネルと一線を画している最大の理由だと思われます。
実際に、ゾゾゾのチャンネル登録者には、ホラー・オカルト好きだけではなく、ファミリー層や子どもなど、ガチのホラー・オカルト好きではないだろうという層も多くいらっしゃいます。
ゾゾゾの個性豊かな出演メンバー
ゾゾゾのガチものの怖さを絶妙なバランスで緩和しているのが、個性豊かな出演メンバーです。
後輩のお願いに無理矢理付き合わされている先輩感がありながらも心霊ロケをきっちりこなすメインパーソナリティの落合さん(落合陽一)をはじめ、毎回出演しているのになぜか毎回スペシャルゲストの長尾くん。
最初は構成やスタッフとして入ったはずなのにいつのまにか出演メンバーになっていた内田さん(まーくん)。
謎多きスタッフの山本さん。
出演メンバーをドSな指示で振り回しながらも一番ホラー愛に溢れるディレクター皆口さん。
などなど、出演メンバーの個性がそれぞれ立ち、ちょっとしたギャグややりとりがクスッと笑えたり、絶妙に怖さを「怖面白い」に変えてくれます。
この怖さと面白さの絶妙なバランスが、ゾゾゾが「ホラー・オカルト好きではなくても安心して見れる人気ホラーエンターテインメント番組」の魅力でもあります!
メインMC:落合さん
ゾゾゾのメインパーソナリティの落合さん(落合陽平)は、ゾゾゾの発起人でありディレクターの皆口さんの会社の先輩で、後輩皆口さんのお願いに毎回「ほんとやだ!」と嫌いや心霊スポットめぐりに付き合わされている感じがたまらない、イジられ愛されお兄さんキャラが魅力。
心霊スポットでは少年のように明るくおどけたり、怖がったりしながらも、しっかりと実証実験(心霊スポットの一番問題の場所に1人で30分いて何か起きるかを検証する)などメインパーソナリティとしての役目をこなしています。
メンバーの中では最年長なため、時にメンバーを「そういうのちゃんとしよう!」とか、しっかりした兄貴感で個性豊かなメンバーを締める一面も魅力です。
遅刻常習犯の内田さん(まーくん)をしっかり叱る、しっかりとした一面も。
- 本名:落合陽平(おちあいようへい)
- 愛称:落合さん
- 年齢:現36歳(生年月日:1985年2月11日)
- 職業:youtuber、経営者
- 学歴:Sierra College(米カリフォルニア州)
- 配偶者:有り(妻、子ども2人)
- 活動:ゾゾゾ/家賃の安い部屋/ゾゾゾの裏面/落合陽平の10万ボルトTV
ゲストMC:長尾くん
毎回ぐらいの頻度で出演しているのにもかかわらず、毎回スペシャルゲストとなっている長尾くん(長尾将三郎)は、ファーストシーズンの3回目から登場。
「ぱちぱちぱちぃ〜!長尾くんです!」で登場するのがお馴染みです。
長尾くんは、ディレクター皆口さんの高校の同級生なんだとか。
その奇抜な髪色や髪型、ファッション、いかつい見た目と、心霊スポットでの冷静かつ理論的な分析や、物腰の柔らかさ、ほんわか・おっとりした雰囲気のギャップが最大の魅力です。
ゾゾゾメンバーの中でも一番地に足をつけた落ち着きが「安心感」を怖さの中に与えてくれる、ゾゾゾには欠かせないメンバーです。
ゾゾゾの中でも一番女性ファンが多いことでも知られています。
過去に1度女性関連で炎上を起こしており、数ヶ月間youtube出演を自粛していた時期がありましたが、現在は復帰されています。
- 本名:長尾将三郎(ながおしょうざぶろう)
- 愛称:しょうちゃん
- 年齢:現32歳(生年月日:1987年2月20日)
- 職業:youtuber、バーテンダー、デザイナー
- 出身:埼玉県富士見市
- 彼女:現在は不明(過去に一度炎上)
- 活動:ゾゾゾ/家賃の安い部屋/ゾゾゾの裏面/落合陽平の10万ボルトTV/アパレルブランド「優しい世界」
構成・スタッフ:内田さん(まーくん)
最初は皆口さんが一人でカメラとか照明をこなすのは大変だから、ということでファーストシーズンの2回目から構成・スタッフとして参加した内田さん(まーくん)。
しかし今では、ゾゾゾには欠かせない出演メンバーの1人になってしまっています。
内田さん(まーくん)もディレクターの皆口さんの高校の同級生みたいです。
ゾゾゾ一のトラブルメーカーであり、番組中にふざけてはいけない場面でふざけてしまったり、毎回の心霊スポットの説明で噛んでしまったり、ロケに遅刻してしまったり、皆口さんや落合さんに何かしらで毎回注意されたり、怒られている、マイペースなキャラクターが最大の魅力です。
「内田さん家」と称されて勝手に心霊ロケが敢行されたり、それがそのまま心霊スポットの書籍にのったり、そのことで大家さんに怒られたり、強めのイジリにも負けない、愛すべきイジられキャラと言えます。
また、ゾゾゾのメンバーの中で唯一霊感を持っており、よくお祓いに行くことでも知られており、「ここは僕は入りたくない!」など霊感を持っているがゆえの発言もよくしています。
- 本名:内田雅士(うちだまさし)
- 愛称:まーくん
- 年齢:現33歳(生年月日:1988年2月20日)
- 職業:不明
- 血液型:AB型
- 出身:埼玉県富士見市
- 配偶者:有り(妻)
- 活動:ゾゾゾ/家賃の安い部屋/ゾゾゾの裏面/落合陽平の10万ボルトTV
スタッフ:山本さん
内田さんがお祓いにより欠席したため、急遽穴埋めとして第5回から登場したのが、山本さんです。
女性受けしそうな爽やかなイケメン風な外見の山本さんですが、今ではゾゾゾメンバーの一人として度々動画に登場するようになりました。
山本さんは元々栗田さん(現:落合陽平の10万ボルトTVのディレクター)と親交があり、それがきっかけで、栗田さんがゾゾゾが2019年の夏に開催した「学校の怪談スペシャル」の先行上映会イベントでスタッフ(グッズ販売係や席案内係など)にスカウト。
その打ち上げの際に、皆口さんが「山本さんって心霊スポット大丈夫な人ですか?」と聞いて「大丈夫です!」と答えたのがきっかけでゾゾゾのスタッフとして加入したそうです。
最大の魅力は、イケメン風で爽やかな見た目と、少し読めない人間性のギャップです。
ゾゾゾやサブチャンネルの「家賃の安い部屋」などで、人間嫌いであるというカミングアウトをされていたり、「落合陽平の10万ボルトTV」では、元はボクシングをやっていたなど、なかなか読めない、掴めない人間性が最大の魅力と言えるでしょう。
まだプライベートは不明な点が多い山本さんですが、落合陽平の10万ボルトTVのバーベキュー動画では「年長組」として落合さんと一緒にみんなが準備するなか「しんどいですよね!」とくつろいでいたり、落合さんが敬語をつかっていたり、年齢は長尾さんから「四捨五入するとアラフォー」と言われていたことから、年齢は落合さんよりも上であり、干支が丑であることから、1985年生まれで36歳(2021年現在)と判明しました。
- 本名:山本
- 愛称:山本さん
- 年齢:現35歳or36歳(生年月日:1985年)
- 職業:接客業、youtuber
- 出身:不明
- 配偶者:不明
- 活動:ゾゾゾ/家賃の安い部屋/ゾゾゾの裏面/落合陽平の10万ボルトTV/ミュージアム
ディレクター:皆口さん
ゾゾゾの発起人であり、ゾゾゾの仕掛け人である皆口さん。
ゾゾゾをここまで人気の心霊youtubeチャンネルに育て上げてきた裏の立役者です。
『ゾゾゾ』の企画からメンバー集め、撮影、動画編集、ホームページ作成、情報発信などゾゾゾのディレクター作業をすべて取り仕切っています。
普段は声だけの出演で、顔は一切出てこない皆口さんですが、嫌がる落合さんや長尾さん、内田さんなどのメンバーに「本当に何も起きないかどうか?30分実証実験をやりません?」などと提案したり、趣旨とは違う行動を取る内田さんに「ここはふざけちゃだめだよ」などと叱ったり、ドSなメンバーいじりが最大の魅力です。
また、「落合陽平のダムを歩く」「落合陽平の田舎に泊まろう」など番組のパロディを行ったり、内田さん家、と称してメンバー内田さんの自宅で心霊スポットロケをやったり、突然長尾くん家におしかけてサブチャンネルを撮り始めたり、少しブラックなイジりや企画も魅力の1つです。
一方で、メンバーの中では一番ホラーやオカルトへの愛情や情熱が強いことでも有名です。
危険だと判断して撤収し始めたにもかかわらず「インスタ用の写真を撮り忘れた」と写真を撮りに戻るなど、ホラー・オカルト愛がかいま見えるストイックなシーンも!
また、計算されたカメラワークや、素人技には思えない見やすい動画構成や編集、一目で怖さが伝わるようなデザインのサムネイルやロゴなどにも皆口ディレクターのただならぬ情熱が窺い知れます。
皆口さんのTwitterアカウントでは、「どういう考えでサムネイルを作ったのか?」など製作秘話を語っている場面もあり、やはりかなり計算され、考えてゾゾゾは作られていたのだということを思い知らされます。
さらには、メンバー集めなども、落合さんは皆口さんの会社の先輩、長尾くんや内田さんは高校の同級生と考えると、皆口さんが主に行っていたのだと考えられています。
それぞれのキャラクターやタレント性なども考えて集めていたのだとすれば、キャスティング能力にも優れているのではないかと考えられますね。
また、登記情報や許認可の確認、事前に所有者に連絡して許可を取るなど、TV番組ディレクターと同じような裏仕事も抜かりなくされているようです。
裏方作業がメインなため、プライベートなどは他のメンバーと比べて多くは明らかになっていませんが、皆口さんは元々落合さんの会社の後輩にあたります。(正確には落合さんが社長で、皆口さんが社員)今現在も落合さんが代表を務め、ゾゾゾ関連のすべての運営をされている合同会社ギギギの社員として働いているようです。
仕事は『読むゾゾゾ(ワニブックス)』インタビューで、落合さんが「皆口くんの本業はデザイナーですが、動画編集は初めてだったんじゃないかな?」と語っておられるので、おそらくですが落合さんの経営する株式会社moooksでデザイナーとして仕事をされていたのではと推測できます。
また、本人のTwitterアカウントでもホラー・オカルト映画の批評などをよくされている他、サブチャンネルの「家賃の安い部屋」などでは、長尾くんとスタンリー・キューブリック監督やマルサの女、マニアックな漫画の話が出てきたり、長尾くんの後ろの背景で流れている白黒映画や音楽のチョイスなどから、元々ホラー・オカルトをはじめ、そういった映画や音楽などに造詣が深い人物なのかもしれません。
上記書籍のインタビューで落合さんも「彼はホラー大好き人間ですから、たぶん怖い系の動画に関して、目だけは肥えていたんだと思います。」と言われていることなどからも、皆口さんのホラー愛と情熱が伝わってきますね。
- 本名:皆口大地
- 愛称:皆口さん、皆口くん
- 年齢:現33歳(生年月日:1987年6月7日)
- 職業:デザイナー、ディレクター
- 出身:埼玉県川口市
- 最終学歴:不明(高校は埼玉県立福岡高校卒)
- 彼女:不明
- 活動:ゾゾゾ/家賃の安い部屋/ゾゾゾの裏面
気になる方は皆口さんのTwitterを見てみてはいかがでしょうか。
Twitterは隠れる事なく本名、顔出しで活動されています。
スタッフ:たけるくん
たけるくんは、皆口さんのお手伝いスタッフとして内田さんがお祓いや引っ越しなど欠席された際に主に参加をされています。
2020年、2021年徐々にたけるくんの出演回数は増えています。
ゾゾゾはなぜ人気?人気の秘密とは?
ゾゾゾがなぜ、短期間で多くの心霊Youtubeチャンネルの中でこれほどまでの人気を獲得したのか?
もちろん、生々しい怖さや、個性溢れるメンバーなど、理由はさまざまですが、一番は心霊初心者〜玄人までどんな人にもホラーやオカルトが楽しめるような、ホラーエンターテインメント番組としての完成度の高さにあると考えられます。
「やりたいことをやっているように見えて、実はしっかりと視聴者が楽しめるように細部にわたって配慮され、作り込まれている」
これこそが、ゾゾゾがここまで幅広い層のファンを獲得できた1つの大きな理由ではないかと推測されます。
よく「BGMが気になって肝心の内容が頭に入ってこない」などyoutubeチャンネルのコメント欄には、編集技術に関する批評などがありがちですし、実際それで「なんか見ていて疲れる」「違和感があって見てられない」「単調で飽きる」というコメントが多いのが事実です。
ゾゾゾの場合にはそういった編集に関する批判がほとんど無く、むしろ「とっても見やすい」などの評価が多くなっています。
動画の本数や更新頻度で勝負しているyoutubeチャンネルが多いなか、1つひとつの動画作成にかなりの時間をかけ、1本1本の質の高さで勝負しているという完成度の高さがゾゾゾの人気の秘密と言えるでしょう。
実際に「はじめてのゾゾゾ」という動画を見てみると、最初はあれだけのクオリティで10本配信してチャンネル登録者数150人の状態だったことが分かります。
普通は心が折れると思います。
しかし、それをやり続けた情熱が世間に正しく伝わったのだと思います。
地味に多いのが「ゾゾゾのメンバーはうるさく無くて良い」という意見
ゾゾゾのコメントなどを見ていると、頻繁に出てくる評価の一つが「ゾゾゾのメンバーはうるさく無くて良い」という意見です。
心霊チャンネルなどで散見されるのが出演者の「リアクションがうるさい」という評価です。
確かにゾゾゾのメンバーは驚いたり、リアクションはするものの、「ギャーギャー騒ぐ」というよりは「え?え?」みたいな落ち着いた感じで驚く事が多いので、全くうるさく感じません。
うるささやリアクションで邪魔をせず、ちゃんと「心霊スポット」や「怖さ」をメインにしている点もゾゾゾが見やすいと言われる理由であり、ゾゾゾ人気の一つの要因かもしれません。
これは出演メンバーそれぞれの声のトーンが元々落ち着いていたり、落ち着いた穏やかな人間性のメンバーが多いというのもあると思いますが、この辺りには心霊好きのディレクター皆口さんの「あくまで主役は心霊スポットである!」というこだわりを感じます。
実際にインタビュー記事でも、そういった発言をされています。
『ゾゾゾ』を作るってなった時に最初に考えたのが、自分たちの様なタレントでもない人間が心霊スポットを回っても赤の他人からしたらつまらない。自分たちは「面白くない」んだというのを前提に、じゃあどうしたら知らない人に自分たちの番組を見てもらえるか? を考えて今の形になりました。
主役は心霊スポット。そこを意識して、落合さんたちのトークもどんどんカットして、尺は10〜20分くらいが観て貰える限界なのかなと。
引用元:BIGLOBEニュース
やはり、「心霊スポット」が主役というスタンスがそいった細部のこだわりとして表れた結果が今の人気につながっているんだと思います。
ゾゾゾのさまざまな噂を徹底検証
今やチャンネル登録者数50万人を越す人気チャンネルとなったゾゾゾ。
これだけ有名になれば、噂の1つや2つ、絶対出てきます。
ネットなどで騒がれているゾゾゾにまつわる噂をここでは検証していきましょう。
噂1:ゾゾゾはやらせ!?
ゾゾゾは「やらせなのでは?」という噂がネット上ではよくされています。
最近TVなどで話題になっている「やらせ問題」。
クレイジーなんとかという番組が「やらせ問題」で突如終了になったり、「やらせ」や「演出」に関する視聴者の感度が上がっている現代。
ゾゾゾでも、岳集落で落合さんが失踪した事件や、武尊神社で実証実験中映った謎の足、ジェイソン村で落合さんが○壺の蓋につまづくなど、色々と心霊番組としては「おお〜」となるような事件が起こっている事から、「やらせなどでは?」という噂があります。
もちろん番組ですから、多少の演出はあれど、これはゾゾゾの動画編集や構成の完成度が高い証拠だと推測できます。
「こんなにうまいタイミングで事件って起こるのかよ〜」「いくらなんでもうまくいきすぎじゃない?」など、あまりの番組の完成度の高さに「制作側の意図」を感じている視聴者も少なからずいるようです。
「100日後に死ぬワニ」でも制作側の意図を感じ取った人がいたように、完成度が高すぎると制作側の意図を感じて「やらせ」と思ってしまう人も多くなってくるようです。
ゾゾゾのやらせに関しては明らかになってはいないものの、ディレクターの皆口さんは普段からホラー・オカルト映画を批評したり、スタンリー・キューブリック監督の画角や構成などを褒めたり、演出や見せ方、表現方法などにすごくこだわりがある方だと思われます。
むしろ「やらせ疑惑」がでることは、それだけ「完成度が高くて面白い」という事の裏返しとも言えるのではないでしょうか。
噂2:削除された信州観光ホテルとダイアナ研究所の動画の謎
実は、「信州観光ホテル」と「ダイアナ研究所」の動画が削除されています。
これに関してメンバーや皆口ディレクターなどは触れていませんが、この削除された動画についてネット上ではさまざまな噂が飛び交っています。
人体実験があったとされる「ダイアナ研究所」では、次のような噂が飛び交っています。
- かつてここを使っていた運営元からクレームが入った(まだダイアナ研究所の運営元は活動中です。そういった風評被害を恐れて削除申請をしたの説が有力だが、事前に許可は取っているはずなので、内容に問題があったのでは?)
- 途中にでてくる「でたいでたい〜」と書かれた紙がやらせだった?(落合さんのリアクションや紙の劣化具合からやらせは難しいのでは?)
また一方で、信州観光ホテルでは、次のような噂が飛び交っています。
- ガチでやばいものが映ってしまった(心霊?人?)
- 施設の管理者からクレームが入った(許可を取っていないことは考えられないので、許可を出した側の方で何か問題があったのでは?)
- 耐久性や安全性の問題
実際に信州観光ホテルの動画は、ゾゾゾで公開された動画の中でもトップクラスに怖かったとファンの間で評されることが多く、怪奇現象の報告も数多くあった回でした。
実は信州観光ホテルの動画と、ダイアナ研究所の動画は、ランキング動画の中に一部ですが残っています。
これが消されていないという事は、上記で噂されている、ダイアナ研究所の「でたいでたい〜」の紙のやらせ疑惑の件や、信州観光ホテルの運営元からクレームが入ったというのは理由として違うのかもしれませんね。
いずれにしても、削除の経緯や真実はもちろん明らかにされていませんが、何かしらの経緯があっての削除だと思われます。
これは必見!ゾゾゾの中で特におすすめの動画
ゾゾゾはそのほとんどがホラーエンターテインメント番組として優れている上、動画本数もそれほど多くないので、頑張れば1日で全部みることができます。
そのため、1話からみるのがおすすめです。
もしそれが面倒という人は、「はじめてのゾゾゾ」という初めての人用のダイジェスト版が公開されているので、そちらでまずはどういうものか雰囲気だけでも見てみてはいかがでしょうか?
また、以下のようにゾゾゾ史に残る心霊現象などが途中で起きてしまっている動画も良いと思います。
ゾゾゾ関連Youtubeチャンネルも面白い!
ゾゾゾには以下のようなサブチャンネルや関連チャンネルもあります。
ゾゾゾでは心霊ロケ、家賃の安い部屋では心霊写真、ゾゾゾの裏面ではスピンオフ、落合陽平の10万ボルトTVではほっこり、という絶妙な住み分けとバランスで構成されています。
どれも単体で面白いんです!
上記サブチャンネル、関連チャンネルの運営はすべて落合さんが代表を務める合同会社ギギギの運営となっています。
また、スタッフでありメンバーの山本さんは、個人で「ミュージアム」というゲーム実況のyoutubeチャンネルを運営されています。
ゾゾゾのその他の活躍
ゾゾゾ人気は、youtubeだけに止まらず、色々な方面でコラボレーションや、プロモーションもされています。
書籍
ゾゾゾは以下の通り書籍化もされています。
読むゾゾゾ | |
最恐心霊スポット(~ゾゾゾが体験した禁断の恐怖~) | |
家賃の安い部屋 心霊写真BOOK |
コラボ
様々な媒体、メディア、企業とのコラボも積極的に行っているゾゾゾ。
主に次のようなコラボを行っているようです。
- ゾゾゾ×ヴィレッジヴァンガード(VILLAGE/VANGARD)コラボグッズ企画
- ドラマ『心霊マスターテープ』第6話へのメンバー出演
- 映画『真・鮫島事件』の作中にゾゾゾが登場
- ドラマ『心霊マスターテープ2〜念写〜』に家賃の安い部屋が登場
また、同じく人気心霊youtube番組『オカルト部』にゾゾゾのスペシャルゲスト長尾くんが出演していたり、youtube上でもコラボなどもされているようです。
2021年2月現在ではイベントなどがなかなか開催できない状況ですが、今後2019年8月に開催されたゾゾゾ夏の特別編先行試写会のような、リアルイベントが開催される日も近いかもしれませんね!
インタビューなど
ゾゾゾのメインパーソナリティである落合さんが積極的にネットメディアのインタビューに答えていたりもしています。
じわりじわりと迫り来る恐怖。観ている自分も、その真相には触れたくない!と思ってしまいました…。
引用元:「真・鮫島事件」公式HPより
「犬鳴村」や「呪怨」「樹海村」などで知られる清水祟監督や、「ほんとにあった!呪いのビデオ」で知られる中村義洋監督、「リング0」や「ほんとにあった怖い話」で知られる鶴田法男監督など名だたるホラー映画監督が名を連ねる中に落合さんがコメントをされているところを見ると、もはやゾゾゾはホラー業界で一目置かれる存在になってきたということなのでしょうか・・・。
そのほかにも名だたる有名なメディアでインタビュー記事などが掲載されています。
皆口 最近は心霊番組もなかなか放送されなくなりましたが、『ゾゾゾ』を入口に、心霊とかホラーって面白いな、と感じて頂けた人たちにはもっと色んな心霊物やホラー作品を見たり、ホラー映画を見てほしいなと。それでホラー業界全体がまた元気になって、テレビで心霊番組とかたくさんやって欲しいなと思っています。
引用元:BIGLOBEニュース
インタビューなどを見ると、ゾゾゾがどのような想いを持って作られたのか、制作秘話みたいなものや、ゾゾゾの動画やwikipediaなどでは拾い切れていないような情報も出てくるので、ファンとしてはたまりませんね。
落合 もちろんですよ! だって、とにかくカメラをまわされただけで、どんな映像になるのか、まったくわからなかったですからね。本当に、言われたことをやっただけなんです。でも、出来上がった第1回の映像を見て、単純に面白いと思いました。「ちゃんと作ったんだなー」と感心しましたよ。皆口くんの本業はデザイナーですが、動画の編集は初めてだったんじゃないかな? でも、彼はホラー大好き人間ですから、たぶん怖い系の動画に関して、目だけは肥えていたんだと思います。
引用元:WANI BOOKS NewsCrunch
やはり皆口さんの本業はデザイナーなんですね。
インタビューを紐解くとこういうメンバーの本業だったり、人となりもわかるので面白いですよね。
皆口 確か第12回の『お化け坂・白い家』からですね。そこから急に視聴者が増えました。急に伸びた理由が全然分からなくて、最初は炎上してるのかな? と怖かったくらいです(笑)。そこからは毎日すごい勢いでチャンネル登録者数が増えていきましたね。
当時、自分は落合さんが、チャンネル登録者をお金で買ってるんじゃないか?と疑ってました(笑)。
引用元:TOCANA
なるほど、12回ぐらいまでは全然視聴者数が伸びず、そこから急に伸び出したという経緯なんですね。
『ゾゾゾ』を作るってなった時に最初に考えたのが、自分たちの様なタレントでもない人間が心霊スポットを回っても赤の他人からしたらつまらない。自分たちは「面白くない」んだというのを前提に、じゃあどうしたら知らない人に自分たちの番組を見てもらえるか? を考えて今の形になりました。
主役は心霊スポット。そこを意識して、落合さんたちのトークもどんどんカットして、尺は10~20分くらいが観て貰える限界なのかなと。
引用元:TOCANA
こういう制作の工夫なども知れるとファンとしては嬉しいですよね。
長尾 じつは、ベスト3的なことでいうと、第2位は『崖の上のポニョ』なんですよ。もちろんジブリはすべて好きなんですけど、ポニョはリアルとファンタジーのバランスが個人的にちょうどよくて。あ、『平成狸合戦ぽんぽこ』も好きです。
で、第1位は『君の名は。』これは、今のところ不動の1位かもしれません。だって、7~8回も見に行きましたからね。賛否両論あるとは思うんですけど、単純に僕はハッピーエンドでよかったな、と。
引用元:ガジェット通信
珍しく長尾くんのインタビュー記事、長尾くん人気はゾゾゾでもトップクラスですが、こういう風に本編では語られていなかった内容も知る事ができます。
まだまだゾゾゾの快進撃は続く!
ゾゾゾは今やホラー業界でも一目置かれる心霊youtube番組。
メンバーがインタビューで語る皆口さんという天才と、個性豊かなひとクセもふたクセもある落合さん、長尾くん、内田くん、山本さんはきっと今後も、私たちに怖くて面白い、ホラーエンターテインメント番組を届けてくれるに違いありません。
ゾゾゾの今後の動向から目が離せません!