人気番組テラスハウスの出演者の木村花さんが自ら命を絶ったことで世間が揺れていますね。
そして、その原因が『アンチによる誹謗中傷』というある意味人災とも言える原因だったこと。
では、一体なぜ?木村花さんはどんな出来事が原因でアンチに誹謗中傷されてしまうことになったのか?
その原因をテラスハウスに興味がないひとでも分かりやすく解説してみました。
目次
木村花はなぜアンチに誹謗中傷された?その原因は?
テラスハウスでの木村花さんを追い詰める原因となったシーン。
これを見て何を感じるか、改めて今一度考えてみてほしい。 pic.twitter.com/QBZK3NG5Jx— える (@lTfC8qI4PATLiaC) May 24, 2020
さて、アンチの批判が生まれた原因の回はこちらになります。
コスチュームを洗濯されガチ切れ
今回のアンチの批判が殺到したきっかけというのが花さんの大事なコスチュームが同居メンバーの快さんに一緒に洗濯され激怒した事。
そして、その激怒が度を超えており、視聴者に不快な思いをさせてしまったということ。これがアンチの批判が殺到してしまった原因です。
激怒までの経緯は以下の通り↓
・1つしかない共用の洗濯機に花さんのプロレスの試合で使う大事なコスチュームが入っているのを快さんが確認せずに一緒に回してしまった
・その結果その大事なコスチュームが使い物にならなくなってしまった
・そのコスチュームは10万円するがそれよりも念願の東京ドームでの試合やタイトルマッチなどにも着用したというプライスレスな面の方が重大
ダイニングが緊張で張り詰める中、ビビさんが「もしかしたらこれは、花のこれからのもっとさ、いいコスチュームを作って、もっといいリングに上がれるっていう機会なんじゃない?」と慰めの言葉をかけます。
そんな中、小さな声で「マジでごめん」しか言わない快さん。
しかし、当の本人がそんな態度しか見せない中仲間が必死にフォローする姿が逆に火に油を注ぐ結果に。
快に「てか、てめえが何か言えよ!」と激しく怒鳴りつけ、花さんの怒りは益々ヒートアップ。
快さんが「本当ごめん、“ごめん”しか言えない……」と謝るものの・・・
花の怒りは全く収まりません。花さんは快に向って、「一緒に住むんだったら人のこともっと考えて暮らせよ! 限界だよ、もう!」と絶叫。
「自分はさ、フラフラ、フラフラ、過ごしてさ。わかんないよね?」
「死に物狂いで、死ぬほど痛い思いして、血流して骨折って、頑張ってお金稼いでさ……そうやってる人の気持ちなんか」
『人のこと笑顔にしたい』って言って、スタンドアップやってるかもしんないけどさ。普段一緒に住んでる人を笑顔にできないヤツがさ、これから先、何百人、何千人の前に立ってさ、人のこと笑顔にできるわけねえじゃん! ナメんのもいいかげんにしろよ!」
と大声で怒鳴りながら、更に快さんに怒号を浴びせるどころか、人格を否定するような事まで発する花さん。
花の怒りまでの伏線
この怒りの場面だけ見ると、『なんでこれだけでそこまで切れてんの・・・?』
と木村花さんに対して少し言い過ぎでかなりヤバい女性な印象を受けることでしょう。
しかし、あくまでこの出来事だけでブチキレしたのではなく、それまでの伏線があるのです。
というのも、この出来事の前にメンバーで京都旅行に行きました。そして、その行った京都旅行での出来事。
・快さんが京都旅行にかかるホテル代や交通費をメンバーの俊幸さんに払ってもらいお金を払わないどころか財布すら出さなかったこと
・プリクラ代を請求されても200円しか渡さなかったこと
・そしてこれらの行動に対して申し訳ないと思うような素振りを全然見せなかった事
こういった行為を見て、それまで快さんに好意を持っていたという花さんですが、快さんに対して冷めてしまったことをその後の女子トークで話しています。
そして、京都旅行での目に余る行動にビビさんが、快に話をしたいと切り出します。
『快がお金を払わないどころか財布すら出さなかったこと』『プリクラ代を請求されても200円しか渡さなかったこと』
を伝え「京都に行って、みんなからどう思われたかわかるでしょ?」と矢継ぎ早に訴えます。
しかし、快さんは金銭的な面では、きちんとお礼を伝えていると開き直り気味に反論。
快さんはそもそも俊幸さんは自分の立場を理解した上で、お金を払ってくれていると言い切りました。
その分、快さんは貧乏でお金こそは出せないが、率先してテラスハウスの家事を担っていると主張。
しかし、ビビさんはそれを否定し、ビビの目には、快が一番家事をやっていないと映っているようで、明らかに両者の認識の違いが露わになりました。
確かに、あの場面だけ見れば花さんがかなり悪いように映ってしまいます。
ただ、このように、その前からの快さんの目に余る自分の事しか考えない『だらしなさ』がチリに積もっていたからこそ、ここで爆発してしまった訳なんですね。
木村花はなぜアンチに誹謗中傷された?原因のコスチューム事件の争点
①木村花も悪い?
花が辛い時慰めてくれたのは快なのに、
快が辛い時は花はなにもせず命の次に大事なものを洗濯機に忘れるっていう自業自得なのに、さらに快の仕事のことまでバカにして、大事な物を忘れるっていう自分への仕事に対しての甘さを自動的に暴露した花
そもそも男からしたら女の洗濯物触れん#テラハ
— ゆゆ (@yuuu_h94) March 30, 2020
確かに、アンチの批判にさらされた自ら命を絶ってしまった木村花さんには同情しかありませんし、それを擁護するコメント多いです。
しかし、そこは一旦切り離してこの問題だけを見てみると
「命ほど大事なコスチュームを共同の洗濯機に忘れるってどうなのか? 」「忘れたほうも非があるのにキレるのはどうなのか?」
というシェアハウスのルールである「自己管理」を怠った木村花さんにも否がないとは言えません。
そして、人格否定や暴力までふるった木村花さんは少しやり過ぎたというという点もアンチの批判が高まったポイントであり、この「アンチの批判」を作ったのも自らの行動ということも忘れてはいけません。
木村花さんの話、可哀想だけど調べると自業自得って感じも否めない
TVで相手を恫喝するようなことすれば、そりゃ視聴者が嫌な感情持つのはなあ……
ともあれ小林快さんが一番色々可哀想だと思った……😓
彼の人生に幸あれ— 雑多 (@toktoksp) May 23, 2020
木村花さんが激怒した理由はプロレスで着る衣装・コスチュームをそのテラハで同居してる男性が間違えて一緒に洗濯機で洗って乾燥機までしていたことが原因でした。
そのことによって衣装が縮んでしまってかなり怒っていました。そもそもそんな大事な衣装を共同の洗濯機に置いとくなw
— 五睾のらきぴょこ (@pyoko9008) May 23, 2020
②他のメンバーも誰も悪いと思ってはいない
また、こちらは未公開映像で’’コスチューム事件のその後’’
という後日、他のメンバーが改めてあの時の事をどう思っているのか聞いた所、木村花さんは「快が100%悪いと思ってる?」
そんなことを語っていますが、この事件に関しては他のメンバーも一方的に快さんが悪いとは思っておらず、「誰も悪くない」という見方をしています。
だからこそ、木村花さんの22歳という精神的な未熟さや考え方の視野の狭さが余計悪目立ちしてしまいます。
③純粋が故の行動
とはいえ、木村花さんが登場するまでは、今回のシーズンのテラスハウスメンバーは比較的大人しい方が多く、恋愛がなかなか進まない中最初に恋がしたいと入ってきたキラキラした女の子でした。
「誰が好き?いま恋してる?」と屈託のない笑顔で聞く姿が印象的な女の子で、木村花さんが入ってきてからみんな恋するようになるなど、周りに良い影響を与えていたのは確か。
派手な見た目とは裏腹によく泣いたり、すごく嬉しそうに笑ったりととてもピュアな子だった印象でした。
しかし、そんな純粋すぎるが故に怒ったり誰かを批判する事も多かったのですが、相手を許したり、面と向かって悪いと思う事を話す事ができる子でした。
非の打ち所がない子ではないかもしれませんが、周りに良いエネルギーを与えられるとても良い子でした。
だからこそ、その一部分だけを見てアンチの批判が殺到してしまったことにも非常に残念に思いますし、その花さんの激怒を番組を盛り上げるための『演出』に利用した番組側の罪は非常に重いように思います。
木村花はなぜアンチに批判された?原因のコスチューム事件のまとめ
今回のアンチ批判の原因となったコスチューム事件。
これは『快さんのだらしなさ』そして、『花さんの精神的な未熟さ』この2つが原因で起こってしまった出来事だと思います。
この2人のどちらにも否があり、どちらが悪いという事を議論する事はナンセンスであり、それ以上に責められるべきは、この揉め事を面白おかしくコンテンツとして放送した番組側に責任が一番あるのではないでしょうか。
いくら自由な恋愛番組とはいえ、だからこそ、トラブルを未然に防ぐしっかりとした線引きを行う必要があった。そう思います。