SixTONESの愛され最年長のリーダーの高地優吾さん。
多くのジャニーズメンバーは他薦、自薦で履歴書を送り、オーディションを受けるというのがジャニーズ事務所入所の通例ですが、高地優吾さんは異例の入所パターンなことでも有名。
そのきっかけとは、日本テレビで放送されるHey!Say!JUMPの山田涼介さんや知念侑李さんなどが出演する『スクール革命』のオーディション。
今回は、そんな入所のきっかけとなった『スクール革命』について詳しくまとめてみました。
目次
高地優吾の入所のきっかけとなったスクール革命
スクール革命とは、2009年4月5日から毎週日曜日に日本テレビ系列で放送されるバラエティ番組。
タイトルの通り「学校」をモチーフとしたバラエティ番組です。
ウッチャンナンチャンの内村さんが担任教師。
そして生徒にアイドルのHey! Say! JUMPの山田涼介さん、知念侑李さん、八乙女光さんなどなど…。
そして、アンタッチャブルのザキヤマさんやオードリーの春日さん、若林さんの芸人メンバーなどがレギュラーとして出演。
ゲストタレント・知識人が「講師」というセッティングで、回ごとのテーマに沿ったトーク・クイズ・VTRなどで「授業」(番組)が行われます。
高地優吾の人生を変えたスクール革命の新入生オーディションとは?
そんなスクール革命で「3年J組!新入生オーディション」という企画が開催。
高地優吾さんはこのオーディションで選ばれたことでジャニーズ事務所への入所を果たしました。
オーディションの概要
2009年4月に放送が始まった『スクール革命』
そんなスクール革命がスタートした日にこのオーディションは始まりました。
Hey! Say! JUMPと番組を盛り上げる新メンバーに加えて、今後のジャニーズ事務所で未来のスターへと育成!
そんな趣旨でジャニーズ事務所と番組側の合同でオーディションが行われました。
このオーディションの流れは以下の通り↓
初めに、この結果をお伝えしておくと以下の通り。
応募総数・・・1319人
二次選考通過者・・・13人
三次選考通過者・・・4人
最終選考通過者・・・1人←(高地優吾)
なんと倍率1319倍という超狭き門だったのですね。
そんなオーディションに高地優吾さんは中学の同級生がいつの間にか応募したことがきっかけ。
芸能界はもともと全く興味がなかったそうですが、友達が勝手に応募して、オーディションに強引に連れて行かれた高地優吾さん。
「最初はダンスも歌も嫌いで、家に帰ったら“いやだ!いやだ!いつ辞めていいの?”って駄々をこねていました」と後に告白しています(笑)
二次審査(特技)
一次選考では一気に1319人から13人に絞られました。
こう見ると、高地優吾さんが一番素人っぽくてジャニーズっぽくないですね〜。
このピースも素人感がすごいですね…笑
二次選考は「特技』での審査。通過者が各々特技を披露しアピールをしました。
ちなみに、二次選考に残った小笠原海さんはアイドルグループ『超特急』のメンバー。
スクール革命のレギュラーオーディションに応募者数1300人以上なのに、二次選考通過者が13人まで絞られて、そこにカイが入っていたってすごいよね、#今更
((でもちょっと勝利に満ち溢れている(?)顔が、、、)) pic.twitter.com/bJAT6hINSF— はんぺん (@nomorecry3133) February 15, 2016
二次選考では得意のラップを披露し、早くもそのオーラは別格でした。
その他にも
・日高聡信・・・元ジャニーズJr.(既に退所)
・栗田恵・・・元ジャニーズJr.(既に退所)※元スノープリンス合唱団
・斎藤楓・・・元ジャニーズJr.(既に退所)
・堀之内竜也・・・元ジャニーズJr.(既に退所)※元スノープリンス合唱団
・吉野翔太・・・元ジャニーズJr.(既に退所)
高地優吾さん以外にもこの5人がジャニーズJr.の研修生としてジャニーズJr.に入所することになりました。
ちなみに、スノープリンス少年団とは2009年に結成され、2010年1月まで期間限定で活動していたジャニーズJr.内のユニット。
ジャニーズ史上最年少ユニットで映画『スノープリンス 禁じられた恋のメロディ』の主題曲になるなど、最年少CDデビューを果たし非常に話題になりました
この中心にいるのがSixTONESの森本慎太郎さん。この映画も森本慎太郎が主演を務めるなど森本慎太郎さんが中心となったグループでした。
他にも7 MEN 侍の中村嶺亜さんやHiHi Jetsの羽場友紀さん橋本涼さん井上瑞稀さんなど、今も活躍するメンバーも在籍していました。
最終審査(ダンス)
そして、最終選考に残ったのはこの4人。
最終選考は番組で実際にダンスを披露するというもの。
しかも、このダンスの練習が2時間でそのままスクール革命で披露するという無茶ぶり(笑)
しかし、本番ではバッチリとダンスを決めていました。
スクール革命 新入生オーデション。
ちなみに、当時私が推したのは、高地でした😜この時から高地推しだったんだなーw pic.twitter.com/68xBeCIUJo— あなくま (@ankm_skm) May 30, 2017
↑こちらが当時の最終選考の様子
この最終選考は実際に番組を見ている一般視聴者が電話投票するというもの。
また、実は、田中樹さんも最終選考の時の赤いバックダンサーとして出演しこの時の最終選考のダンスをSixTONESの田中樹さんが教えていたそう。
その時の様子を上の動画で当時の様子を詳しく語っていました。
田中樹さんいわく、『こいつ全然フリ覚えないくせに眉毛細くてさ〜』とかなり高地優吾さんをディスる田中樹さん(笑)
実際の投票も違うメンバーに投票したそうw
また、当時のスクール革命の放送を見ていた京本大我さんも絶対この子受かるわと思っていた子がいたそうで、高地優吾さんが選ばれた時は『チッなんで高地なんだよ』と思っていたそう(笑)
オーディション合格後
オーディション合格後、番組オーディションに受かって放送8回目から加入した高地優吾さん。
「最初は気まずくてしょうがなくて(笑)。 何のオーディションか分からないまま受けて、 ジャニーズに入ることは知らなかった」と当時を回想。
それほどこのオーディションに懸ける意気込みはある意味低かったようです(笑)
ジャニーさんだけは見抜いていたその高地優吾の素質
しかし、そんなSixTONESメンバーからも評価が低かった高地優吾さん。
そんな中、ジャニーさんだけは高地優吾さんに光る素質を見抜いていたようです。
「普通の中学生だった彼を、番組がこの世界に入れたので、そういう意味でも特別な存在です。初回放送で募集して集まったたくさんの候補者の中から、僕とジャニー喜多川さんで絞るところから始め、その後も様々な審査行程を経て、最終審査は視聴者投票も行い、結果的に彼が選ばれました。数え切れないほどの候補者がいる中、ジャニーさんは最初から『高地は他の子と違う』とおっしゃっていたのがとても印象的です。彼が所属するグループSixTONESはこれからもっと伸びるでしょうし、高地君のこれからにはとても期待しています」
ジャニーさんにSixTONES結成時に「いるだけでいい」「SixTONESのキーマン」とまで言わしめた男、それが高地優吾。
実際にメンバーから「髙地が現場にいると、いい感じにおだやかになる」ことから「(個性豊かな)みんなの色味を調節、調和してくれる存在」と今では言われる存在。
そのジャニーさんの慧眼の凄さは今になってしみじみと多くのファンは感じていることでしょう。
高地優吾のスクール革命のオーディションのまとめ
2009年スクール革命オーディションでレギュラー出演&事務所入りの両方をゲットしたシンデレラボーイ。
とはいえ、SixTONESのメンバーもいう通り、確かに素人目に見ても一番垢抜けているとは言い難い当時の高地優吾さん。
しかし、この『初々しさ』、ある意味アイドルらしくないその素人感が実は最高の武器であり、最大の決め手となったことでしょう。
そんな未完の大器のアイドル人生はまだまだ始まったばかり。これからも活躍も楽しみですね!