日本語交じりのインタビューが可愛いと話題になることが多い大坂なおみさん。
大坂なおみさんは2019年までアメリカと日本の二重国籍でしたが、22歳の誕生日を迎えるにあたって日本国籍を選択しています。
国籍は日本ですが、大坂なおみさんのインタビューでの日本語を聞くと、日本語があまりうまくないと感じる方も多いのではないでしょうか。
この記事では、大坂なおみさんが日本語がうまく話せない理由や日本語能力について徹底調査しました。
目次
大坂なおみさんは日本人だが日本語が下手!
大坂なおみさんは簡単な日本語しか分からないので、英語を好んで使用しています。
日本語は難しいという外国人は多いです。
大坂なおみさんは、2019年の全豪オープンでペトラ・クビトバに勝って優勝した時のインタビューで「日本語でお願いします」とインタビュアーに声をかけられた際、日本語で答えることを拒否しました。
ある日本人記者が「クビトバ選手の対応が大変だったと思うが、まずは日本語でどれくらい大変で難しかったか一言」と日本語での回答を要求。それに対し「英語で言わせていただきます」とそれまで通り英語で回答した大坂選手だが、このような場面は何度もあったのだ。
引用元:女性自身
自分の感情を正確に答えたいという気持ちから、英語での回答を選んだのだと思われます。
最近のインタビューでは、頑張って日本語で答えることが多いですが、少し前は日本語で答えることを時々拒否していました。
大坂なおみさんの今後の目標は日本語をマスターすることだそうです。
大坂自身は日本語を積極的に勉強しており、日本語ラップを聴いたりテレビドラマを観るなど、できるだけ日本語に接するようにしているという。
引用元:アサ芸プラス
大坂なおみさんが日本語を話せない3つの理由
大坂なおみさんが日本語を話せないのは、次の3つが大きな理由になっていると考えられます。
- 父親のレオナルドさんがアメリカ人だから
- 4歳の時からアメリカで暮らしていて、教育はすべてアメリカで受けたから
- 日本人の母親が日本語をほとんど使わなかったから
以上の3つを詳しく調査していきます。
【理由1】父親がアメリカ人!
大坂なおみさんの父親のレオナルドさんは、ハイチ共和国出身のアメリカ人です。
7年間日本に住んでいたので、大阪弁を話すほど流暢に日本語を話すことができます。
しかしアメリカに移住してからは、日本語をあまり使わなくなってしまったようです。
アメリカに住んでいたら、日本語より英語のほうが大事なので、父親のレオナルドさんは娘たちに英語をマスターしてほしいと考えたのかもしれません。
アメリカに移住した当時は、日本に戻ることは考えていなかったと思われます。
【理由2】4歳の時からずっとアメリカ暮らし、教育はすべてアメリカで受けた!
大坂なおみさんは教育はすべてアメリカで受けました。
友達、先生、コーチとは英語で話していたので、学生時代をアメリカで過ごした大坂なおみさんは、日本語にふれる機会が少なかったようです。
大坂なおみさんが在籍していた学校をまとめました。
- 小学校:ニューヨークの私立アルデン・テラス小学校
- 中学校:フロリダの通信制ブロード・バーチャル中学校
- 高校:フロリダの通信制ブロード・バーチャル高校
- 大学:フロリダ大学(中退)
幼いころからテニスを1日6時間も練習していたので、日本語を勉強する暇がなかったのかもしれません。
【理由3】日本人の母親が日本語をほとんど話さなかった!
大坂なおみさんの家族は、家では英語をメインで話しているそうです。
大坂なおみさんの母親の大坂環(おおさか たまき)さんは、北海道根室市出身の日本人です。
大坂環(おおさか たまき)さんの父親は、レオナルドさんとの結婚を反対していました。
大坂環さんとレオナルドさんは駆け落ちという手段をとり、実家とは疎遠になっていたので、アメリカに移住を決めた時には、日本に戻る予定はなかったのではないかと言われています。。
母親の大坂環(おおさか たまき)さんと、父親のレオナルドさんは、英会話教室で出会ったそうです。英語大坂環さんとレオナルドさんはお互いに日本語と英語を話すことができましたが、日本に帰る予定がなかったため、家では英語を話していたのではないかと推測できます。
大坂なおみさんの日本語が話題になったきっかけとは?
インタビューのときに一生懸命言葉を探して日本語で答えようとする姿がかわいいと話題になりました。
天然にもみえる性格や言葉のチョイス、試合のときとギャップがある仕草が好印象につながっています。
スポーツには興味がなくても、大坂なおみさんのインタビューを楽しみにしているという人もいるほどです。
大坂なおみさんのインタビューは日本だけでなく、海外でも大人気です。
以前は日本のメディアに対しても英語で答えていたのですが、今はできるだけ日本語で答えようとしていて、言葉がわからないときに英語を使って表現しているようです。
インタビューを重ねるごとに日本語が上手になっていることに驚く人も多いようです。
大坂なおみさんは日本語を聞きとることはできる!
以前の大坂なおみさんは日本語を聞きとることができるというよりは、単語を聞いて質問を想像して答えている感じでした。
インタビューで大坂なおみさんにする質問は、テニスの試合の様子、今の気持ち、食べ物のこと、とだいたい決まっていたため、何回もインタビューで質問を聞いて覚えたのではないかと思われます。。
最近の大坂なおみさんは日常会話程度の聞きとりは問題なくできるそうです。
大坂なおみさんは日本語の勉強をしていて、アニメもよく見るそうなので、話すことは苦手でも聞きとることは得意になっています。
通訳さんが質問を通訳する前に大坂なおみさんが答えていることもあるようです。
大坂なおみさんは日本語が苦手だが、現在日本国籍!オリンピックは日本の選手として出場の予定!
大坂なおみさんは2021年のオリンピックで日本代表として戦うために、2019年に国籍を日本に決めました。
国籍を選択するということは大きな決断です。
大坂なおみさんの、今後の目標は日本語をマスターすることで、練習の間の隙間時間や夜に日本語の勉強をしているそうです。
インタビューの時、日本語が聞き取れずポカンとしている可愛い表情も見れなくなる日も近いのではないでしょうか。
これから日本人としてどのように歩んでいくのか注目していきましょう。