2020年1月から展開されているラフォーレ原宿の新広告。
この広告がテプラの「パクリ」という憶測を呼んでいるようですね。
かなり揉めているそうですが、そもそもこの騒動は一体どのような騒動なのか?
今回は、そんなラフォーレ原宿のテプラ広告のパクリ疑惑騒動について詳しくまとめてみました。
目次
テプラのパクリ!と噂されるラフォーレ原宿のテプラ広告
テプラを用いた斬新なデザイン
ラフォーレのテプラ広告良いな
ヤラれた感ある。。。 pic.twitter.com/NiOrk9sDv6— のってぃ (@re_notty) January 22, 2020
ラフォーレがテプラ祭りだ!!アガる❣️ pic.twitter.com/WCQZdBo1sL
— あげは (@ageha1980) January 24, 2020
こちらがパクリと噂される2020年1月ラフォーレ原宿の新広告。
テプラ風広告が話題のラフォーレ原宿、館内にはリアルテプラが至る所に貼られていた。 pic.twitter.com/BnG9mDiFDh
— ゆっこ。@基本箱推し (@dearainbow) January 23, 2020
ラフォーレグランバザール、もちろんショッパーもテプラだけど、端々にハシャギを感じる。 pic.twitter.com/WPnVMpBxV8
— ゆっこ。@基本箱推し (@dearainbow) January 23, 2020
館内のいたるところにテプラが貼られ、バーゲンの袋もテプラで仕様になっており。可愛いと多くのお客さんから評判のようでした。
ラフォーレ原宿のパクリと噂されるテプラって何?
このラフォーレ原宿の騒動で「テプラのパクリ!」なんて言われてるけどそもそも、テプラって何?
って人に向けて、その原型が知りたい!という人も多いことでしょう。
テプラ(TEPRA)とは、株式会社キングジムが製造・販売するラベルプリンターのこと。
「テープライター」の略で1988年に販売開始。
オフィスや家庭での整理整頓や、子供の持ち物への記名など、2020年現在も多くのシーンで活躍しているシールです。
ラフォーレ原宿のテプラ広告アイディアは実は酒井いぶきのものだった!?
さて、今回の問題は一体どういう騒動かと言いますと、このラフォーレ原宿のテプラ広告は実はデザイナーの酒井いぶきさんのアイディアだった?ということです。
ラフォーレ原宿と酒井いぶきの比較
ラフォーレグランバザールの諸々グラフィック、テプラアートの酒井いぶきさんかな?と思ったらどこにもクレジットない&ご本人も告知してない これは………🤔
左:酒井いぶきさんの作品
右:ラフォーレ pic.twitter.com/8ZSFEDy8NX— つっきー (@olunnun) January 23, 2020
問題点をまとめると・・・
というような内容です。
ラフォーレ原宿の製作者側の対応がひどい!テプラのパクリは否定?
ラフォーレ原宿の盗作に酒井いぶきも激怒
てかてめえは話合いであんなに私が傷ついた事わかってて、SNSくらい慎めよ。私の事知ってたけどやったって認めてるし。この規模でやられて、私が1mmも関われなかったのは本当に屈辱的だし悲しいし、無力。お前が言い訳タイムで並べた資料の私のアートワーク、よく並べられたねってくらい酷似してた笑 pic.twitter.com/XKA8n8v4X3
— 酒井いぶき (@sasasasakaiii) January 24, 2020
また、今回のここまでの騒動に発展しているのがそのラフォーレ原宿の製作者側の対応。
このラフォーレ原宿の製作者側の投稿をまとめると・・・
このように何重もの不義理を行なっているというのが今回の酒井いぶきさんが一番激怒しているポイント。
ラフォーレ原宿の製作者である大野真吾(おおのしんご)
こちらがラフォーレ原宿側の製作者である、広告代理店のWieden Kennedy(W+K社)の大野真吾(おおのしんご)さん
この人が制作に携わった代表者のようです。
酒井いぶきさんのツイートをを受け、現在自身のツイッターは非公開になっているようです。
まあ一言言うと、ラフォーレとWieden Kennedyマジで許さねえよ。テプラ使うなって話じゃ全くなく、やっちゃいけない事ってあるよ笑。話し合いもがっつりしたけど、おおのしんごっていうアートディレクター、話にならない。
— 酒井いぶき (@sasasasakaiii) January 24, 2020
ラフォーレ原宿のテプラパクリ騒動のまとめ
ラフォーレ原宿のテプラ広告問題は難しい
ラフォーレのテプラ広告のパクリ騒動、パクリだって思う気持ちもわかるけど「テプラを使用すること」自体には著作権ないよね?著作権侵害になるかと言われたら微妙な気がする…。でも元ネタ(?)作った酒井いぶきさんが怒る気持ちもとてもわかる…グヌヌ…
— やん (@umyn1994) January 24, 2020
ラフォーレ広告の件は難しいな。
テプラを使うという手段自体には何も罪は無いもんなぁ、どこまでをその人の表現だとするのかが曖昧になってる。ただ率直に、そもそも本家を知ってたのになんで本人に依頼せずに似たものを作ってしまったのか?という感じ。— narumi (@giRly_darkness) January 24, 2020
とはいえ、今回の問題はあくまでも「モラル」の問題であり、「テプラを使ったアート」そのものに酒井いぶきさんが著作権を持っていませんし、そもそも著作権を取れるかどうかというのも微妙なところ。
なので、法的な問題はないというのが今回の騒動の押さえておくべきポイントでしょう。
テプラというツールをそのまま使って組み合わせるだけのシンプルな手法であり、切り方とか貼り方にもう少しアレンジがあれば明確に作風として主張できただろうが、あくまでも「テプラを使う」という手法に過ぎません。
酒井いぶきが怒っているのは、著作権の侵害ではなくその対応
いやいつ被害者面した?私は怒ってるだけで、盗作だー!って騒いでいるわけではない。でもみんなが私のテプラだと思っていたという状況が「パクリ」とか「盗作」っていう認識になっているだけで、私から、パクリだ!なんて言ってないし。あなた本気でやっている何かを取り上げられた事ないでしょ https://t.co/YgA4CP37Pm
— 酒井いぶき (@sasasasakaiii) January 24, 2020
しかし、今回の問題がここまで大きくなっているのはラフォーレ原宿の製作者側の対応があまりにもひどいから。
というのが大きな問題でしょう。
元ネタがあってそれを意識していて相手と話し合ったのにも関わらず「テプラだらけのセブンのコーヒー」とか苦しい言い訳してた上にSNS削除して逃げている、その根性に怒っていることでしょう。
もしラフォーレ原宿側がもっと酒井いぶきさんに誠実な対応をしていればここまでおおごとにならなかった今回の問題。
今後どのような対応をラフォーレ原宿側は見せてくるのでしょうか。穏便な終結を迎えて欲しいですね。